Associazione V.P.N. -真のナポリピッツァ協会について-
協会設立の経緯
古くからあるピッツァ職人の家系継承者より数名、およびナポリで最も有名なピッツェリアのうちの数軒からなる熱心な友人グループ総勢16名を発起人として、1984年7月に創立。
現在は会長のアントーニオ・パーチェ(Antonio Pace)氏を筆頭に、副会長レッロ・スラーチェ(Lello Surace)氏 、会長代行マッシモ・ディ・ポルツィオ(Massimo Di Porzio)氏とガエターノ・ファツィオ(Gaetano Fazio)氏などの技術委員から構成され、毎年秋に行われるピッツァ・フェスト(Pizzafest)をはじめ、イタリア国内外においてピッツァ関連のイベントを企画、遂行している。
1997年に現在カンパニア州知事(前ナポリ市長)であるアントーニオ・バッソリーノ(Antonio Bassolino)氏の協力のもと、協会の規約を1984年の創立当初のものから、新しいものへと再作成する運びとなった。これはナポリ市がピッツァの品質商標の所有者になろうではないかと企画・提案し、さらに商工会議所や第二ナポリ大学の教授をはじめとして組織された優秀な化学技術委員会が一体となって、ナポリピッツァの品質と特性を究明し、信頼性の高い化学的根拠を得ることに成功したものである。
ほかにもナポリ第二大学医学部の食事療法生理学教授や、人文総合生物機能学科・栄養生理学講座教授、人体生理学教授、化学者、商品学教授、薬学教授、応用生理学教授といったその道の超エキスパート、加えてナポリ税関局化学試験所も協力することで新たな国際規約を定めることとなった。
また、2006年9月には同日本支部も設立され、国内におけるナポリピッツァの啓蒙活動を担うこととなった。

協会設立の目的
ひとくちにナポリピッツァといっても、その実態は実に奥深くかつ厳格。事実、公式に定められた決まりもしっかりと存在している。
「真のナポリピッツァ協会」の目的は大きく分けて二つある。
ひとつは、ナポリに古くから伝わる職人の伝統技術を再評価し、ナポリピッツァの伝統が世代交代の中で変わっていくことを少しでも防ぐこと。
ふたつ目は、その記憶が失われないように緻密な基準づくりをし、伝統技術を後世に伝えることである。
この協会は1984年7月に、ナポリの職人達が自ら発起人となって設立した。彼らは協会を作ることで、より質の高いピッツァを作るために、自分自身への刺激になるだろうと確信したのである。そしてこの活動はナポリだけに留まらず、イタリア全土、ヨーロッパ、そして全世界へと広がりを見せている。
2007年9月現在、日本には21店舗の加盟店がある。協会の定める条件をすべてクリアし、正真正銘のナポリピッツァを提供していると認められたピッツェリアのみが、ナポリの伝統的な道化師「プルチネッラ」がピッツァを焼いているデザインのマーク(上記参照)とロゴの使用を許可されるのである。また、加盟店には世界共通の通し番号が与えられる。
*認定番号は取得した順で店舗に割り当てられるので、番号の若い店舗ほど早く認定された店である。番号がさかのぼることは無い。




