強い台風9号が2020年8月30日9時時点でフィリピンの東に停滞しており、今後沖縄、九州地方に接近する可能性があります。
中心気圧は965hPa、中心付近の最大風速は40m/sとかなり強い勢力のため、今後の動きが心配ですよね。
今年は福岡への上陸は少なめでしたが、ついに来たかとハラハラしてしまいます…
結論から言うと、2020年の台風9号の福岡への上陸は少し進路がずれたため、直撃は免れることが考えられます。
9月2日の夜から3日にかけてがピークなので、注意しましょう。
今回は2020年の台風9号の福岡への上陸時期や進路予想などを調べてみました。

目次
台風9号(2020年)|福岡の進路予想
8月31日に沖縄付近に上陸することが予想される台風9号ですが、その後は東シナ海方面へと進むことが予想されています。
そのため2日から3日にかけて西日本、特に九州方面では強い雨と風が吹き荒れる可能性があります。
以前の予想に比べると少し福岡からはずれましたが、油断は禁物です!
windy.comでは色によって雨量や風の強さを見分けることができます。
赤色になるに連れて風速が強く、2日と3日は福岡はオレンジから赤色になっていますので注意しましょう。
強い風で吹き飛ばされてしまう可能性もあるため、事前に外に物などを置かないようにしておきましょう。
雨量に関しては2日の夜から3日の朝方にかけて色が黄色になっているため、激しく降ることが予想されます。
下のカーソル部分で日時を変更出来るので、気になる時間に変更してみてね!
2日と3日に出かける予定を立てている人は交通機関や道路の状況を確認して判断した方が良さそうだよ!

屋内などで過ごす分には安全かもしれませんが、キャンプや海など外で過ごす計画を立てている方は考え直すことをおすすめします。
また屋内で過ごす方も近くに山や崖などがある地域の方は地盤が緩んでいる可能性もあるため、注意しましょう。
念のために動きやすい体制やすぐに連絡を取れる準備をしておいた方が良いでしょう。
九州地方では今シーズン初めての本格的な台風の接近なので、なるべく外出は控えましょう。
追記
台風9号 沖縄・奄美は厳重警戒を あす・あさってには九州接近おそれ
沖縄本島地方から遠ざかりつつありますが油断は禁物。沖縄・奄美は引き続き暴風や高波に厳重警戒してください。あすは九州で暴風のおそれ。今後の情報に注意して早めの備えを。 https://t.co/vDiiMIM1nL
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) September 1, 2020
台風の進路的にも福岡県のピークは2日の夜から3日の朝方にかけてであることが予想されますので、2日の日中までには強風対策などの準備は済ませておくことをおすすめします。
台風9号(2020年)|進路予想
2020年の台風9号メイサークは8月30日9時時点でフィリピンの東で停滞している状態です。
tenki.jp引用
今後の進路としては以下の通り予想されています。
- 31日9時に沖縄の南
- 2日9時には東シナ海
- 3日9時には朝鮮半島
沖縄では最高で31日に最大瞬間風速50m/と予想されています。
続いて各データセンターの予想進路を見ていきます。
ヨーロッパ中期予報センター
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)のデータがこちらになります。

沖縄から朝鮮半島に向かって動いていくことが予想されています。
2日から3日にかけては西日本でも強い雨や風の影響があることが考えられます。
米軍合同台風警報センター(JTWC)
米軍合同台風警報センター(JTWC)のデータがこちらになります。
大きさを見るとかなり大きいのが分かりますね。
30日時点ではまだフィリピンの東側に停滞していますが、今後沖縄方面に進むことが予想されます。
台風9号(2020年)|メイサークの名前の由来
北西太平洋または南シナ海で発生する台風にはそれぞれ名前が付けられています。
これはアジア地域の人に馴染みのある名前にすることで防災意識を高めるために決められています。
今回の台風9号は”メイサーク”でカンボジアの言葉で「木の名前」という意味があります。
全部で名前は140あり、最後まで進むとまた1から戻って名前が付けられます。

まとめ 台風9号2020年福岡の進路予想や上陸(ピーク)はいつか調査!米軍データも!
今回は2020年8月29日に発生した台風9号メイサークの進路予想などを調べてみました。
台風9号は強い勢力で8月31日には沖縄付近に上陸する可能性があり、注意が必要です。
また進路の予想的に9月2日から3日にかけて西日本、特に九州地方では強い雨風が吹き荒れる可能性が高いので、事前に準備をしておきましょう。
今後進路予想に変化があった場合は随時更新させていただきます。